ヒシコギント(青森県弘前市)

青森県に伝わる伝統刺し子技法「こぎん刺し」「菱刺し」の商品を取り扱うお店です

Archive: 日 10月 2022

  1. 【終了しました】こぎん刺し専用綿布のクラウドファンディングの返礼品としてcogin+Tの限定デザインTシャツを出品しています

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    koginbankで実施している「こぎん刺し専用綿布」の制作資金を募るクラウドファンディングで、cogin+TのオリジナルデザインのTシャツを出品しています。

    CAMPFIRE
    「スッキリ気持ちいい布づくり。青森の伝統工芸こぎん刺しを次の世代へつなげる!」
    https://camp-fire.jp/projects/view/621315

    こぎん刺しや菱刺しに使用する布は、布目が見てわかるほどに粗い布でなければなりません。このような布は、繊維業界の中では圧倒的に需要の小さい特殊な布です。日本の繊維業界そのものが、衰退している最中、高齢で廃業してしまうメーカーも多く、新しいメーカーを探そうにも、慣れない特殊な仕様の布の生産を、すんなり引き受けてくれるところは、なかなか見つかりません。この状況を見過ごしていると完全にこぎん刺しや菱刺しを楽しむ布が無くなってしまうかもしれない。無くなってからでは遅いのです。ウチで作れるよ!と言ってくれるメーカーが存在するうちに作っていれば、絶やさずに済みます。ご縁あって、作るよ!と言ってくだったメーカーさんに出会えました。このチャンスを逃すわけには行かない。私たちでトライしてみよう!とこぎん布の開発に踏み切りました。

    ~中略~

    しかし現状は、小ロット生産のため、万人が気軽に買える価格での提供に苦難しています。コストを下げるだけの大量生産をする体力はありません。なんとか、私たちがこだわって作った布の付加価値を認めてもらい、皆さんにご利用いただいています。おかげさまで、再生産にこぎつけることができた今、コロナや戦争、円安の影響もあり物価上昇が進んでいます。ご多分に漏れず、私たちの布の再生産も影響を受け、原材料が昨年比1.3倍の上昇となりました。楽しむことを追求した布づくりを支持してくださるお客様も徐々に増えてきている今、この厳しい状況を理由に生産を止めたくはありません。こぎん刺しや菱刺しのための布は他にも沢山あります。でも、この5年間、こぎん刺しや菱刺しを取材や調査を重ね、一つずつ理解し発信してきた私たちにはこれらの潜在的な面白さとともに、より楽しめる布づくりを実現できます。

    皆様のお力添えをいただき、どうか、この布づくりを続けさせてください!

    クラウドファンディング紹介ページより

    今回はcogin+Tで一番最初に製作した「No.000」のデザインを、肩からではなく前面左側に配置するデザインになっています。色はインディゴです。

    実際に刺したこぎん刺しの糸目が再現されている、人気デザインの別バージョンとなっています。

    このクラウドファンディングでのみ入手可能なデザインとなります。みなさまのご協力をお待ちしております!